「自分はだめな人間だーなにもできないー」そんな気持ちになることがあります。
いつもは「空の色がきれいだなあ」と思えるのが、「空はきれいだけど自分には関係ない…」というとんでもなく卑屈な思考になってしまいます。
TVやSNSで流れてくる情報も、「うるさいなあ。私は何をやったってだめなんだよ」みたいな。外から入ってくる情報すべてが敵に見えるような、受け入れられない状態。やる気が起きなくて、現実逃避のためインターネットやテレビを見る…。
振り返るとひどい状態です…こんな風に時々なる人、私以外にもいるんじゃないでしょうか?
私なりにどうしてそんな卑屈状態になるのか、そしてどうやったらその卑屈状態から抜け出せるのか、考えてみました。
卑屈状態=思考が過去に囚われている
ここまで記したような状態にあるときは、「過去に囚われている」と気付きました。
過去に囚われているというのは過去で頭がいっぱいということです。
たとえば、「会社(学校)で大きな失敗をしちゃった」という時、「もういきたくないな」という気持ちが湧いてきます。過ぎた事実や失敗(と感じたこと/過去)で頭がいっぱいで、まだわからない未来も「どうせこうなる」「また失敗する」という風に、過去に囚われたまま未来を妄想していますよね。だから「もういきたくないな」「なにもしたくないな」ってなる。
現在も、過ごしている時間全てが次々「過去」になっていく。新しく記憶という情報として入ってくる。「未来」は経験したことが無くて、まだ見たことが無い。想像しようとしないと入ってこない情報。だから、人は過去で頭がいっぱいの状態(=卑屈状態)になってしまうことがあると思います。未来は自分から考えようと思えないと次々に増えていく過去で頭がいっぱいになっちゃう!
どうやって抜け出してきたか
私の場合、未来のビジョンを描くと、そのために何をすべきか見えてきて、やる気が出てきて、抜け出すことが出来ました。
ですが、卑屈状態真っ只中の時に、未来のビジョンを描こうとしてもその思考がまとわりついてなかなか離れてくれません。まずは、卑屈になってしまった自分と向き合うことにしました。
自分と向き合って、自問自答を繰り返す。セルフコーチングです。
正直、数時間落ち込んでいて、セルフコーチングする気さえ起きませんでしたが(笑)「あーこのままじゃ時間の無駄だーもっとだめになっていく」と感じて、セルフコーチング(自問自答)が始まりました。ここまで来たら、もう出口は見えていると思います。
いまどんな気持ちなのか。どうしてそう思うのか。どんな出来事からそう思ったのか。他人の行動が影響していたとしたら、自分がどんな行動をしていたらそうならなかったか。明日からどういうところをどうしたら、「どうせ自分なんて」と思わなくなるか。自問自答を繰り返していくと、「自分はこれからどうすべきか」と未来を考えることにいきつきました。
そこまで行くと、どうなりたいのか(どうなりたくないのか)というビジョンを描いていきます。
という感じで抜けだしました!
「できなかった自分」を見るのではなくて「これから同じことを繰り返さないための自分」を頭に浮かべてみてください(^^)
コメント